足のけがのため、生まれて初めて手術した。
術後、麻酔から目覚めるとギブスが巻かれていて、傷跡の様子は全く分からない。
どうなっているのか気になって仕方なかったが、ギブスは一週間後に外して抜糸するので、それまでは放っておくしかなかった。

そしていよいよギブスカットの日。
人生初めての傷跡との対面に期待(?)と不安が高まって、一瞬目を瞑り、思い切って目を開けると予想以上にそれらしい傷跡が。
結構リアルなもので、ここ切ったんだねー、ここ縫ったんだねーって感じの、マンガのような傷跡。
とりあえず乾いていることにほっとしていると、先生が言った。
「傷跡には保護用のテープを貼るんですが、今貼りましょうか?ドラッグストアにもあるから、自分で貼ってもいいですよ」
そんな簡単なものなんだ。ちょっと、いやだいぶ意外。
消毒して、乾かしてガーゼかなんか当てて、というイメージだったのに。

それなら不器用な私にもできそうだし自分で貼ろうと思って、旦那の帰りを待つことにしたが、そんな時に限って遅い。
自宅周辺のドラッグストアは、だいたいどこも22時閉店。
21時過ぎて少し焦り始めた私は、もし行った店に売ってなかったらドラッグストアのハシゴをしなきゃ・・・と思い、電話で問い合わせてみることに。
店員の立場になると迷惑な客だけど、今は仕方ない。
申し訳なさを前面に出しつつ聞いてみた。
一軒目「その商品はないですね」
二軒目、保留中に電話が切れる。
三軒目「ありますよ。たぶんこれだと思います」という感じ。

そうこうしているうちにやっと旦那が帰宅。三軒目に直行。
テープ売り場に向かうが、なかなか見つからない。
そもそも、実物を見たわけでもなく時間だけが過ぎていく。
棚を何回も見直してついに発見!
急いでレジに向かったその時、蛍の光が流れてきた。

テープを手に入れたことに大満足していざ貼ってみると…。
10センチほどの傷跡に約1センチ幅のテープを横に貼るので、10枚つなげることになる。
ほんとにこれでいいのか若干不安になりながら貼り終えたところに、旦那の一言。
「調剤薬局の中で買えばよかったんじゃ」そーか、確かに。
後日、私の貼ったテープを見た先生も一言。
「もっと幅広いのもありますよ」最初に言ってよ!
診察の帰りに薬を受け取りに調剤薬局に行き薬剤師さんに問い合わせると、案の定、同じテープの幅広いのがあるある。
ドラッグストアの方がわずかに安かったのがせめてもの救いだった…。
これからは、ドラッグストアを利用する前に薬剤師さんに確認しようと思った出来事だった。